うちでは2台の自動えさやり器を使用しています。
さくらがうちに来た2017年6月から利用してるのが、「カリカリマシーンSP」です。
カリカリマシーンSPは、スマートフォンを利用してリモートでご飯をあげたり、カメラで猫の様子を確認できたりと、なかなかのハイテクえさやり器です。
1年以上カリカリマシーンSPを使ってみた使用感をまとめてみます。
Contents
カリカリマシーンSPとは
カリカリマシーンSPとは、ペット家電専門店「うちのこエレクトリック」で販売されているペット用自動えさやり器です。
カリカリマシーンには、「カリカリマシーン」と「カリカリマシーンSP」の2種類があります。
SPが付いているほうはスマートフォン対応で、スマートフォンにインストールした専用アプリを使ってご飯をあげたり、カメラでペットの様子を確認することができます。
無印のほうは、タイマーをセットした時刻にご飯が出てくるだけのシンプルな商品です。
リモート操作やカメラには対応していません。
カリカリマシーンSPの特徴、メリット
スマートフォンから好きな時間にご飯をあげることができる
カリカリマシーンSPはタイマーでご飯をあげることもできますが、スマートフォンのアプリから「好きな時間」に「好きな量」のご飯をあげることができます。
操作も簡単で、アプリでボタンを長押しするだけです。
また、急な用事や災害などで自宅に帰れなくなった時も、アプリからいつでも操作Okなので安心です。
電源も、「普段はコンセントから給電、停電時には電池に切り替え」も可能です。
アプリの赤いところを長押しするだけでご飯が出てきます。
1ポーションとは1回の動作でご飯がでてくる単位で、うちは1回のご飯で3~4ポーションくらいあげています。
複数端末から操作することができる
カリカリマシーンSPはアプリから操作しますが、同じアカウントでログインすれば、1台のカリカリマシーンSPを家族みんなで利用することができます。
うちでも、家族がそれぞれのスマートフォンにアプリをインストールして、それぞれが好きな時に映像を確認したりご飯をあげたりしています。
カメラでペットの様子をいつでも確認できる
カリカリマシーンSPにはカメラとマイクが付いています。
スマートフォンの専用アプリを利用すると、外出先からペットの様子を確認することができます。
マイクで音を聞くこともできるし、スピーカーもついているので、ご飯を上げる前にペットに呼びかけることもできます。
こんな感じでアプリから操作できます。
録音、録画もOKで、動画は全画面で見ることもできます。
家を空けるとき、ペットの様子を動画で確認できるのはとっても安心感がありますよね。
ただし、カメラの性能はイマイチです。
解像度は必要十分なのですが、夜間性能がダメダメ。
暗いと全く見えないので、夜の様子を確認したい場合は、お部屋の電気をつけっぱなしにしないとダメです。
カリカリマシーンSPのいまいちなところ、デメリット
スマートフォンがないと何もできない
カリカリマシーンSPは、スマートフォンに対応しているのですが、言い方を変えるとスマートフォンがないと何もできません。
タイマーの設定はスマートフォンにインストールしたアプリで設定するので、スマートフォンがないと時間設定も変更もできません。
ある意味とても割り切った使用の商品です。
専用アプリの動作が不安定なことがある
カリカリマシーンSPはスマートフォンに専用アプリをインストールして使用しますが、このアプリの安定性がイマイチです。
たまに応答しなくなることがあるので、万が一これが長期外出中に起こると大変なことになります。
こんな感じでつながらないことがたまにあります。
しばらく時間をおくとつながるようになるので、本体のリセットなどはしたことがありません。
このあたりは、シンプルなタイマー方式を利用している無印カリカリマシーンのほうが信頼性は高いと思います。
また、フードによっては「えさ詰まり」が起こる可能性があります。
この時も、フードの量はタンクの半分くらいなので詰まりすぎということはありません。
何度か動かすと復帰しますが、これも困りますね。
電源コードにカバーがない
カリカリマシーンSPはコンセントにコードをつないで利用します。
このコードには特にカバーなどがないため、噛み癖のある子の場合、噛み切られる可能性があります。
うちで利用している他のペット用機器のコードには、必ずプラスチックのカバーが付いているので、このあたりはちょっと詰めが甘いなと思います。
うちでは、ホームセンターで買ってきたコードカバーを使ってガードしてます。
さくらが「かじり太郎」なので仕方ないです。
たぶん、みやびだけならこんなことしなくても大丈夫。
フードのトレイがもう少しどうにかならない??
カリカリマシーンは、本体前のトレイにご飯がたまり、猫はトレイからご飯を食べます。
トレイは直接猫の口が付く部分なのでマメに掃除したいのですが、ちょっと面倒です。
一応取り外しはできるのですが、あまり操作性がよくありません。
ですので、うちではサイズがちょうどいいお皿を置いて、ご飯がその中に入るようにしています。
お皿ならすぐに洗ったり交換ができるのでとっても楽です。
というか、このくらい標準でつけるべきでは?
この辺も詰めがあまいですね。
まとめ:自動えさやり器「カリカリマシーンSP」はスマートフォンからカメラ操作もできる!
うちで1年以上使っている自動えさやり器「カリカリマシーンSP」についてまとめてみました。
デメリットもある商品ですが、総合的には「買い」の商品だと思います。
特に、アプリを使ってご飯を上げられる、ペットの様子が動画で見られるというのはものすごいメリットで、一使うと手放せないくらいです。
コードのカバーやトレイの処理など、詰めが甘い部分もありますが、ユーザーの工夫でなんとかなります。
あとは、アプリの安定性を確保してくれれば文句はありません。
お値段がちょっとお高めですが、
- ご飯があげれる
- カメラで様子を確認できる
- しかも録画、録音もできる
という事を考えると、コストパフォーマンスはいい商品だと思います。
スマートフォンがあれば、家族の端末からそれぞれ操作できるのもいいところです。
ただ1点、「カリカリマシーンSP」は複数台運用を考えた商品ではありません。
ご家庭で2台、3台と複数のカリカリマシーンSPを利用するときは、操作用アカウントを別々に作る必要があります。
操作する「カリカリマシーンSP」を変更するときは、一度ログアウトして再ログインというめんどくさい手順が必要です。
基本的に、複数台運用には向いていない商品なので注意してください。
単体運用であれば、「カリカリマシーンSP」は非常におすすめできる自動えさやり器ですので、ぜひお試しください!!!
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