うちには2匹の猫がいるのですが、普段利用しているトイレは2つです。
ちょっとした旅行で家を空ける時用に予備トイレが2つあるので、合計4つのトイレがあります。
利用している4台は同じ商品で、「キャットワレ」といいます。
多分聞いたことがない人がほとんどだと思うのですが、この「キャットワレ」がかなりの優れものなのでおすすめします。
Contents
キャットワレの構造
キャットワレのメリットを知るためには、構造を知っておく必要があります。
シンプルなのですが、ほんとに優れものです。
キャットワレは、5つの基本部品で構成されています。
1、メイントレイ
一番下側に置かれるトレイで、中に吸水シートを置きます。
発泡スチロールの板がついているのですが、これは捨てたらダメみたいです。
裏側にはこんな感じでゴム製の足が付いているので滑りにくくなっています。
2.サンドトレー
サンドトレーには砂を引き詰め、メイントレーの上にセットします。
セットされる順番は、下から
メイントレー>吸水シート>サンドトレー>砂
という感じになります。
サンドトレーにはスリットがついているので、おしっこはこの隙間を通って下の吸水シートで処理されます。
3、4.砂落としマット、座面
白い網目のついた部品が砂落としマット、茶色いのが座面です。
オマルでいう座る部分に該当し、猫はこの上に座って用を足します。
もともとの設計では、座面の上に砂落としマットをつけての利用が推奨されていますが、うちでは砂落としマットは利用してません。
無くても砂が飛び散らないのと、砂落としマットに「大のほう」が付くと掃除がとても大変なんです。
5.ガード
砂が周りに飛び散るのを防ぐガードです。
猫的にも周りから隠れて用を足せるので、ガードがあるほうが落ち着けるようです。
キャットワレの特徴とメリット
キャットワレは、オーカッツという、これまた聞いたことがない会社が販売しているトイレです。
いわゆる「システムトイレ」という商品になるのですが、その知名度とは反対に、超優れたトイレなんです。
砂が飛び散らない
キャットワレの大きな特徴の一つが、砂がほとんど飛び散らないということです。
猫を飼っている人の共通の悩みとして、トイレ砂の飛び散りがあると思います。
特に、長毛種の場合は毛に砂がついて部屋中にまき散らされることも日常茶飯事です。
見た目にも衛生的にも、砂の飛び散りはできる限り抑えたいというのが切実な悩みですよね。
猫砂が飛び散る理由は大きく2つあります。
1つは、猫の砂かき動作で砂が飛び散るパターン。
もう一つが、トイレをする時に猫の体に付いた砂が飛び散るパターンです。
キャットワレはこの2つとも大幅に軽減できるシステムトイレです。
【1 猫が直接砂の上に座らないので、砂が体に付着しない】
キャットワレはオマル型のトイレで、ねこはプラスティック製のオマルの上に座ります。
他のトイレのように直接砂の上に座らないので、「体に砂が付かない=砂の飛び散りがほとんどない」ということになります。
【2 オマル型なので、猫が砂を掻いても周りに飛び散らない】
キャット割ればオマル型なので、猫が砂を掻いても外にほとんど出てきません。
ガードもついているので、勢いよく砂を掘る子でも大丈夫です。
【さくら生後3か月】
臭いが少なく、掃除が楽
キャットワレは通常のトイレと違って2重構造になっています。
一番下敷いてある吸水シートでおしっこを吸い取り、「大きいほう」は砂と一緒にその都度処理します。
砂はシリカゲルを利用するので、数週間に一度交換すればOKです。
吸水シートは3~4日に一度交換すればいいので、お手入れ、掃除がとっても楽。
また、「大きいほう」をその都度処理すれば、吸水シートを猫砂で蓋をする構造なので、ほとんど臭いも気になりません。
軽量、コンパクト
キャットワレは他の猫トイレよりコンパクトです。
ケージの中にも楽々入るので、使い勝手がとってもいいです。
あと、地味なメリットとして、固まる猫砂ではチェックできない猫のおしっこの状態をチェックできます。
固まる砂の場合は、色や量のチェックができませんが、キャットワレは吸水シートで色、量を一目で確認できます。
量がいつもより少ないとか、色が変みたいな「猫の健康状態のチェック」が簡単にできます。
実は、みやびも「おしっこチェック」に救われたことがありますよ。
おすすめのキャットワレの使い方
キャットワレ自体は丈夫なので何年も使えます。
うちの初代キャットワレはみやびと同い年なので、もう15年使く使っていますが、今でも全く問題ありません。
ただし、消耗品として吸水シートと猫砂が必ず必要です。
おすすめの吸水シート、猫砂は、ユニ・チャームのシステムトイレ用のシートと砂です。
吸水シートは安いものを使うと保水力が弱いのですぐに交換が必要になります。
また、臭いを抑える効果もだいぶ違うので、安物ではなくユニ・チャームの吸水シートをおすすめします。
猫砂はシリカゲル系のものであればなんでもOKですが、あまり粒が細かいと飛び散りやすくなるので、粒がある程度大きいユニ・チャームの砂がおすすめです。
臭いを抑える効果もかなり高いので、まめに「大」を処理すれば、ほとんど臭いも気になりません。
キャットワレのデメリット
キャットワレ本体が高い
キャットワレは約6,000円とお値段がお高めです。
ですがシンプルな構造で非常に丈夫なので、一度買うととても長持ちします。
汚れがちなサンドトレイなどは部品単位での購入も可能なので、長い目で見ればコストパフォーマンスも悪くないです。
ランニングコストが高め
キャットワレは、その構造上砂とシートが必要不可欠です。
特にシートはお値段が高めなので、ランニングコストはお高めになってしまいます。
まとめ:おすすめ猫トイレ「キャットワレ」
猫を飼っているとどうしても気になるのが、「猫砂の飛び散り」と「臭い」です。
キャットワレは知名度が低くお値段もお高めなのですが、この2点を劇的に改善できるシステムトイレです。
猫によっては、直接砂の上に座らずに用を足す「オマル型」ということで最初に慣れが必要な子もいるようです。
うちの2匹は全く抵抗なく使ってくれているので、この辺は個体差があると思います。
超おすすめのシステムトイレになるので、ぜひ使用してみてください。
ほんとに便利で、他のトイレなんて使えなくなりますよ!!
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