2018年9月、広島県福山市鞆の浦にある温泉宿、汀邸 遠音近音(みぎわてい おちこち)に宿泊しました。
遠音近音は全室に露天風呂が設定されているので、いつでも瀬戸内海を一望しながら温泉に入ることができます。
また、建物も古民家を改装したもので趣があり、食事も凝った作りでレベルが高いものでした。
今まで利用した温泉の中でも、かなり上位のおすすめ宿です。
女子目線で、夏の終わりに1泊2日で宿泊した時の様子をご紹介します。
汀邸 遠音近音(おちこち)JR福山駅からの送迎バスとチェックイン
今回はJRを利用して福山駅まで行きました。
福山駅はJR山陽新幹線も停車するので、アクセスが比較的いい駅になります。
福山駅の北口を出ると、すぐに福山城を見ることができます。
こじんまりとしていてかわいいお城ですね。
遠音近音への送迎バスは、前日までの予約制です。
福山駅北口の一般バス乗降所で待っていると、時間通りにバスがやって来ました。
遠音近音の姉妹ホテル「鷗風亭(おうふうてい)」、「漣亭(さざなみてい)」の宿泊者も一緒に乗ります。
それにしても、どのホテルも漢字が難しくて読みにくいですね。
バスは「鷗風亭」→「漣亭」→「遠音近音」の順に停まります。
最初は10人程乗っていましたが、遠音近音に宿泊するのは私たちだけでした。
遠音近音は幹線道路から一本入った細い道の先にあるので、徒歩1分ほどの道路わきにバスが停まります。
すでに宿のお姉さんが待っていてくれて、丁寧なあいさつで出迎えしてくれました!
バスを降りた後、歩いて遠音近音に向かいます。
見えてきました、遠音近音の建物です。
遠音近音の玄関建物は「本瓦葦べんがら塗り」と呼ばれていて、江戸時代に開業した「宿屋籠藤」という旅館の建物を再生したものです。
十返舎一九や井伏鱒二も宿泊したことがあるとのことです。
天井も高い!
玄関からフロントまでは渡り廊下があります。
渡り廊下から見えるお庭には、瓦を積み貸せたオブジェがありました。
この瓦も古民家で使われていたもので、瀬戸内海の「波」をモチーフにしているそうです。
お迎えに来てくれたお姉さんがいろいろと教えてくれました。
本館に入ると、目の前に仙酔島が!!
絵葉書みたいにきれいな景色が窓から見えます。
この絶景を見ながら、お茶とお菓子をいただき、チェックイン手続きをします。
汀邸 遠音近音(おちこち)スタンダートツインルーム 部屋風呂とウッドデッキと展望
チェックイン後、お姉さんに案内してもらいながらお部屋へ。
建物内の設備は全体的に新しくてきれいです。
古い建物と新しい施設ですごく快適に過ごすことができます。
今回宿泊したのは、3階のスタンダートツインルームです。
別途はシモンズ製でふかふかです!!
ウッドデッキにはテーブルと椅子があってくつろげるようになっています。
そして陶器製の部屋風呂!
あまり大きなお風呂ではありませんが、二人くらいなら楽勝で入れます。
しかも目の前は瀬戸内海の絶景です。
少し身を乗り出すと、平成いろは丸も見れます。
いろは丸を見てるだけでも結構楽しかったり。
お風呂とは別に洗い場あって、ちゃんとガラスで仕切ることができます。
冬の寒い時でも安心して体を洗えますね。
アメニティーも充実してます。
タオルも10枚以上置いてあるので、気兼ねなく使えます。
そして、なんと雪肌精が置いてある!!!
そして、噂に聞いていたオリジナルのコーヒー。
自分で挽いて飲むのですが、これがすごくおいしい!!
ちょっと深煎りなのですが、嫌な苦みがなくて飲みやすいんです。
コーヒー豆は瓶に入れてあって、5杯くらいは飲めそうです。
お土産で売っていないのが残念なくらいおいしいコーヒーなので、宿泊の時はぜひ飲んでみてください。
冷蔵庫には水、ビール、ウーロン茶、ペリエが置いていますが、こちらも無料で利用できます。
長くなったので、其の弐に続きます。
【鞆の浦・汀邸 遠音近音】全室露天風呂付き、瀬戸内海が一望できる温泉宿 其の弐 旅行記
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